
デルタ航空機のトロントでの事故:原因と状況
2025年2月18日、デルタ航空のCRJ-900型機(フライト4819)がトロント・ピアソン国際空港に着陸時、滑走路で炎上しながら横転する事故が発生した。乗客76人と乗員4人が搭乗しており、21人が負傷、うち2人が重傷を負った。事故の原因はカナダ運輸安全委員会(TSB)と米国国家運輸安全委員会(NTSB)、連邦航空局(FAA)が調査中。機体のブラックボックスは回収された。
Footage of the Delta flight crash at Toronto Pearson Airport 👀 pic.twitter.com/3B8uTH8oiT
— FearBuck (@FearedBuck) February 18, 2025
事故当時、トロントは雪と強風に見舞われており、視界が悪化していたが、空港側は滑走路は乾燥しており、横風の影響はなかったと説明。機体は着陸後、炎を上げながらスライドし、尾翼と両翼を失った後、逆さまになって停止した。乗客はシートベルトで宙吊りになった状態で救助を待った。
空港と救助隊は迅速に対応し、事故発生から数分で救助活動を開始。フライトクルーも適切な誘導を行い、乗客を無事避難させた。事故後、トロント空港は数百便の欠航を余儀なくされたが、約3時間後に運航を再開した。
トロント・ピアソン国際空港
カナダ最大の空港で、オンタリオ州トロントに位置する。正式名称は レスター B. ピアソン国際空港(Lester B. Pearson International Airport) 。カナダの主要な国際ハブ空港であり、年間旅客数は国内最多を誇る。
空港は1939年にマレット空港(Malton Airport)として開港し、その後、カナダの第14代首相であるレスター・B・ピアソンにちなんで改名された。現在はターミナル1とターミナル3の2つの旅客ターミナルが稼働しており、多くの国際線・国内線が発着している。エア・カナダのハブ空港であり、ウェストジェット航空の拠点のひとつでもある。
過去の主な事故・インシデント
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エールフランス358便事故(2005年8月2日)
パリ発トロント行きのエールフランス358便(エアバスA340-300)が、ピアソン空港の滑走路でオーバーランし、近くの渓谷に突っ込んで炎上。悪天候の影響でブレーキが十分に機能せず、滑走路を止まりきれなかった。幸い、乗客・乗員309人全員が無事に脱出し、死者は出なかったが、多くが軽傷を負った。
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エア・カナダ624便事故(2015年3月29日)
ハリファックス・スタンフィールド国際空港へ向かっていたエア・カナダ624便(エアバスA320-200)が、着陸中に滑走路の手前で地面に接触。機体が損傷し、乗客・乗員25人が負傷した。これはピアソン空港発の便だったため、出発地としてのインシデントとして記録されている。
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サンウィング航空の地上衝突事故(2018年1月5日)
ピアソン空港で駐機中のサンウィング航空のボーイング737が、ウエストジェット航空のボーイング737と接触し、火災が発生。乗客は緊急脱出したが、大きな人的被害はなかった。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
・ジェット機がほとんどフレアしなかったように見える。予想外の失速か、エンジンの出力が足りなかったのかも。
・飛行機でさえ「ストップ・ドロップ・アンド・ロール」(火災時の対処法)を知ってたんだな。
・やっとブレずにターゲットを追い続けるカメラマンが現れたな。
・着陸中に機内モードをオフにしたらこうなるんじゃないかって想像した。
・俺が飛行機を着陸させたらこんな感じになりそう。
・シラキュース行きの便で、パイロットがめちゃくちゃ強く着陸して機体が揺れた。降りるときに「今のは空母のワイヤー着陸の1本目?それとも3本目?」って聞いたら、パイロットは赤面して答えなかった。暑い夏の日だったけど関係あるのかな。翼が転がりながらもげたおかげで、乗客と乗員が助かったみたい。
・翼、簡単にもげすぎじゃない? 工場のテスト映像では、翼が機体の上までグニャって曲がっても平気そうだったのに。
・爆発しなかったのが驚き。
・疲れてたせいで、タイトルを「トルネード飛行機事故」って読んじゃった。竜巻と飛行機が衝突したのかと思った。
・飛行機事故が起きるたびに、「メディアが煽ってるだけで、実際には増えてない」と言う人がいるけど、正直信じられない。インターネットとメディアは昔からあるけど、最近は北米で毎週のように飛行機事故が起きてる。10年前はこんなに頻繁じゃなかった。何か変わったんじゃないか?