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トランプ氏、対独戦勝記念日に「硫黄島米兵」画像を投稿

歴史を混同

ドナルド・トランプ大統領は、第二次世界大戦におけるヨーロッパ勝利の日(Victory Day)80周年を記念し、米海兵隊硫黄島星条旗を掲げる有名な写真をTruth Socialに投稿したが、この行為が大きな批判を呼んでいる。硫黄島の戦いは1945年5月8日のヨーロッパ勝利とは無関係であり、数カ月前の出来事であるため、歴史的に不適切な写真の使用とされた。

トランプ氏は5月8日を第二次世界大戦の勝利の日、11月11日を第一次世界大戦の勝利の日と定め、公式に宣言した。この宣言は、アメリカの戦争勝利をもっと祝うべきだという考えに基づいており、「我々はすべての戦争に勝ったのに、何も祝っていない」と主張した。

しかし、この投稿と宣言は歴史的無知や愛国主義の過剰表現として広く批判され、「恥さらし」とも評されている。

 

硫黄島の戦い

硫黄島の戦いは、第二次世界大戦末期の1945年2月19日から3月26日まで、日本の硫黄島で行われたアメリカ軍と日本軍との間の激しい戦闘である。アメリカは日本本土への爆撃作戦を円滑に進めるため、戦略的に重要な硫黄島を制圧する必要があった。

一方、日本は本土防衛の最前線として硫黄島を死守すべく、約2万人の兵士が地下壕やトンネルを駆使した防御陣地を構築し、徹底抗戦に臨んだ。アメリカ軍は海空からの激しい砲撃の後に上陸を開始したが、日本軍の頑強な抵抗により進軍は難航し、多くの犠牲者を出した。戦闘は36日間続き、アメリカ側は約7,000人が戦死、2万人以上が負傷した。日本側はほぼ全滅に近く、生存者はわずか数百人にとどまった。戦闘中、アメリカ兵が摺鉢山頂上に星条旗を掲げる瞬間を撮影した写真は象徴的な戦争のイメージとして広まり、戦意高揚にも使われた。硫黄島の戦いは、その激しさと死傷者の多さから太平洋戦争の中でも最も過酷な戦闘の一つとされ、今日でも多くの人々にその記憶が刻まれている。

 

海外の反応は?

最後に海外の反応を見てみよう。

• トランプって、ずっと国の恥さらしだよな。
スターウォーズのネタじゃなかったの意外。誰か手抜いてるな。
• DCに住んでたのはだいぶ前だけど、硫黄島の記念碑が軍の勇敢さの象徴って扱われてるの、正直皮肉だよね。昔はゲイの出会いスポットって有名だったし。
• 本当に何にも知らないんだな。
• 意味なんて、本人が決めればいいって思ってるよな。
• 戦場が違うけどな。
• MAGAのやつらめちゃくちゃ喜んでそう。
• あいつのやること言うこと、ほとんど全部が恥ずかしいよな。

reddit.com/r/politics/comments/1khxkw1/trump_mocked_for_sharing_photo_of_soldiers_at_iwo/