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ローマ教皇フランシスコが88歳で逝去

世界中に悲しみ拡がる

2025年4月21日、ローマ教皇フランシスコが88歳で逝去された。死因は脳卒中による昏睡と心不全で、直前には肺炎での入院を経て回復中であった。彼は2013年に史上初のラテンアメリカ出身の教皇として就任し、12年間にわたりカトリック教会を率いた。その間、貧困層や移民、LGBTQ+コミュニティへの支援、環境問題への取り組みなど、社会的弱者への配慮を重視する姿勢で知られた。一方で、聖職者による性的虐待問題への対応や女性の聖職任命に関する改革の遅れ、伝統的な教会儀式への姿勢などで保守派からの批判も受けた。彼の最後の公の場での姿は、復活祭の日曜日にサンピエトロ広場で祝福を行ったものであった。葬儀は4月26日土曜日の午前10時にサンピエトロ広場で執り行われ、一般公開は4月23日水曜日からサンピエトロ大聖堂で開始される予定である。遺体は彼の希望により、ヴァチカン外のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬される。彼の死去により、世界中の指導者や信者から哀悼の意が寄せられ、その生涯と功績が広く称えられている。

 

ローマ法王の役割

ローマ法王は、カトリック教会の最高指導者であり、バチカン市国の元首でもあります。伝統的に「聖座(せいざ)」と呼ばれるこの地位は、キリスト教徒の精神的な父としての役割を持ち、全世界の信徒に影響力を及ぼしています。初代法王は使徒ペトロとされ、その継承者が代々法王となってきました。選出は枢機卿によるコンクラーヴェという選挙で行われ、選ばれた人物はその瞬間から「神の代理人」として活動します。法王は教義の解釈や信仰に関わる重要な声明を出すほか、国際社会に対して平和や人権、貧困問題などについても積極的に発言します。現法王フランシスコは南米出身で、庶民的な姿勢と社会的弱者への共感で多くの人々から支持を受けています。伝統を重んじつつも、現代的な課題に柔軟に対応する姿勢が注目され、世界中の宗教的・政治的な対話においても重要な役割を果たしています。

 

海外の反応は?

最後に海外の反応を見てみよう。

- お悔やみ申し上げます。  
- カトリックじゃないし自分をクリスチャンとも思ってないけど、この人は本当に素晴らしかった。カトリック教会が彼のような人生観を持った人物をまた見つけてくれることを願う。新約聖書的な教皇。  
- 彼の重要性を誰か説明してくれない?何も知らないんだ。  
- 本当に惜しい人を亡くした。フランシスコ教皇は人々を思いやる一番優しい教皇だった。  
- 残念だな。  
- 忘れちゃいけないのは、亡くなる前日にJDバンスと会ってたってことだよね…  
- トランプウイルスを運ぶJDバンスなんかに近づいちゃダメって教訓。安らかに眠ってください…本当に善き人で、信仰の真のリーダーだった。  
- フランシスコ、おつかれさまでした。あなたは忠実でした。いま、天の父の腕の中へ。  
- 史上最高の教皇だった。  
- 安らかにお眠りください。  
- こういうのって普通なら一日中ニュースで報道されるのに、通知も来なかった。ミームで知ったわ。そして彼が亡くなる前に会ってた最後の人物の1人がJDバンスってのがなんか嫌すぎる。  
- ヨハネ・パウロ2世はすごく長く教皇だったから、その時の訃報は本当に大ごとだったし、ベネディクト16世は辞任っていう特別なケースだった。今回のが普通の反応なのかも。

reddit.com/r/worldnews/comments/1k484c0/pope_francis_has_died_the_vatican_camerlengo/