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ビットコイン急落の可能性?著名ストラテジストが「1万ドル」シナリオを警告

何が起きているのか

著名ストラテジストのマイク・マクグローン氏が今週、暗号資産(仮想通貨)市場の下落が、より広範な金融市場の減速を示唆している可能性があると指摘しました。同氏は、ビットコインが最悪の場合1万ドルまで下落する可能性があり、それが次の米国景気後退の前触れになるかもしれないと警告しています。

マクグローン氏はX(旧Twitter)への投稿で、「押し目買い(buy the dip)」というこれまで市場を支えてきた考え方が終わりを迎えつつある可能性があると述べました。暗号資産市場が弱含む一方、米国株は国内総生産(GDP)比で過去約100年の中でも高水準にあるとされ、さらにS&P500やナスダック100の180日ボラティリティは約8年ぶりの低水準にあるといいます。その一方で金価格は上昇しており、市場のリスク環境に変化が生じている可能性を示唆しています。

ビットコインは2月15日に7万ドルを超え、その後も6万8,000ドル台を維持していましたが、数週間前には6万ドル付近まで下落していました。また、週明けには暗号資産市場全体が軟調で、時価総額上位100銘柄のうち85銘柄が下落したと伝えられています。

「クリプトバブル崩壊」論と市場連鎖の懸念

マクグローン氏は、いわゆる「トランプ相場」への期待感がピークを越え、暗号資産のバブルが崩壊しつつある可能性があるとも主張しています。さらに、金や銀が約半世紀ぶりの勢いで資金を集めており、上昇するボラティリティが株式市場にも波及する可能性があると述べています。

同氏は、ビットコイン価格(スケール調整のため10分の1に換算)とS&P500指数を比較したチャートも示しました。それによると、2月13日時点で両者は同水準付近で推移していたといいます。S&P500が5,600付近まで調整すれば、同氏の換算ではビットコインは約5万6,000ドルに相当する水準となります。

しかし、米国株式市場がピークを打ち、本格的な調整局面に入った場合、同氏の基本シナリオではビットコインが1万ドルまで下落する可能性もあるとしています。

アナリストの間でも見解は分かれる

一方で、別の市場アナリストであるジェイソン・フェルナンデス氏は、この見通しに慎重な姿勢を示しています。同氏は、マクグローン氏の予測は「市場の過熱は崩壊によってのみ是正される」という前提に立っているとし、それは単一のシナリオに偏った見方だと指摘しました。

フェルナンデス氏によれば、市場の過熱は時間の経過や資金のローテーション、インフレによる実質価値の調整によって解消される可能性もあります。仮に景気減速が起きたとしても、ビットコインは4万ドルから5万ドルへの調整にとどまり、1万ドルまでの全面的な崩壊には至らない可能性が高いと述べています。

同氏は、ビットコインが1万ドルまで下落するには、信用スプレッドの拡大や流動性の急激な縮小、ファンドの強制的なレバレッジ解消などを伴う「システミックなショック」が必要だと説明しています。単なる成長鈍化ではなく、金融ストレスを伴う景気後退が前提になるとの見方です。

市場では、暗号資産の調整がより広範な金融市場の変動につながるのか、それとも一時的な調整にとどまるのかを巡って、意見が分かれています。今後の米国株式市場や金融環境の動向が、ビットコイン相場の行方を左右する可能性がありそうです。

海外の反応は?

最後に海外の反応を見てみよう。

 

  • トークン市場が含み損を抱えた状態なら、機関投資家が手を引くのは時間の問題だ。貴金属のような本質的な価値や、評価の根拠となる収益が必要だという意見には同意する。それらもなくて、維持費やネット接続にお金がかかるようじゃ、不況のときに仮想通貨を持ち続けるメリットはほとんどない。
  • 2021年以降の経済は、札束にガソリンをぶっかけて金を消してみせる手品を見せられているようなもんだ。それでいて金持ち連中は、次のショーも見ていけよって興奮気味に誘ってくる。
  • ビットコインは、転売ヤーが価値のないものを上乗せ価格で売りつけてくるようなもんだけど、買ったものすら手に入らない。ただの空想の産物だ。それをまた別の人に転売しなきゃならない。
  • 仮想通貨みたいなものに投資する連中は、一銭残らず失えばいいと思う。仮想通貨の世界で起きていることは、世の中にネズミ講に加担するカモと犯罪者が大勢いるってこと以外、何の意味もない。

reddit.com/r/Economics/comments/1r748jb/bitcoin_crash_forshadows_the_next_us_recession/