
生放送中の「言い間違い」が波紋
2026年2月11日、イラン・イスラム革命47周年を記念する式典の生放送中に、国営放送の記者が最高指導者アリ・ハメイニ師を批判するスローガンを口にするという異例の事態が発生しました。
南東部シスタン・バルチェスタン州のザヘダンから中継を行っていたムサブ・ラスーリザド記者は、集会の様子を伝えた後の締めくくりの際、通常使われる「アメリカに死を」や「イスラエルに死を」といったスローガンの代わりに、「ハメイニに死を(Marg bar Khamenei)」と発言しました。この様子はそのまま放送され、SNSを通じて瞬く間に拡散されました。
放送局長が即座に解任
この事態を重く見たイラン国営放送当局は、同日中に当該地域の放送局長を解任したと発表しました。当局は「メディアの評判を守り、専門的な規律を維持するため」の措置であると説明しています。
さらに、放送の責任者や監視スタッフも停職処分となり、規律委員会による調査が進められています。騒動の当事者となったラスーリザド記者は、後にSNS上で動画を公開し、「言い間違いによる失態であり、反革命勢力に口実を与えてしまった」と謝罪しました。
緊迫する国内情勢と背景
今回の失言が大きな注目を集めた背景には、イラン国内で続く反政府感情の高まりがあります。「最高指導者に死を」というフレーズは、近年の反政府デモで頻繁に叫ばれている象徴的なスローガンです。
今回の式典は、先月発生した大規模な抗議活動に対する政府の厳しい弾圧の直後に行われました。人権団体は、一連の弾圧による死者が7,000人以上に達していると報告していますが、政府側は約3,000人と主張しており、数字に大きな開きがあります。式典ではペゼシュキアン大統領が「国民の声を聞く準備がある」と融和的な姿勢を見せましたが、一方で国営放送の失態や各所での抗議の火種は、依然として残る国内の緊張を浮き彫りにしています。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
- 悲しいけど、もう二度と彼の声を聞くことはないだろうね。
- 彼はもう放送に戻ってきて、謝罪したよ。
- 何もしなかった時よりも、彼の名前は長く語り継がれることになるだろう。
- 結局のところ、革命はテレビで放送されることになるのかもしれない。
- 彼はもう首をはねられたのかな、それとも明日の朝まで延期されたのか。
- 彼は放送に戻って、謝罪させられたよ。それだけのことさ。
- 彼は公共の場の建設用クレーンに吊るされるだろう。もし女性だったら、政府職員と結婚させられて暴行を受けた後に吊るされるだろうね。
- もしロシアだったら、彼はもう窓から転落していただろう。
- ロシア人として、その意見には同意するよ。
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