
歴史的な暴落の舞台裏
2026年1月30日金曜日、銀市場は1980年以来最大となる歴史的な暴落に見舞われました。3月限の銀先物価格は1オンスあたり78.53ドルで取引を終え、1日で31%という驚異的な下落率を記録しました。今週初めには115.50ドルという史上最高値を更新していたばかりでしたが、そこから一転して「全員が一度に出口へ殺到する」ようなパニック売りに見舞われた形です。
この暴落の直接的な引き金となったのは、ドナルド・トランプ大統領による次期連邦準備制度理事会(FRB)議長へのケビン・ウォーシュ氏の指名です。ウォーシュ氏はインフレに対して厳しい「タカ派」として知られており、彼が就任すれば金利がより高く維持されるとの観測が広がりました。これにより米ドルが急騰し、ドルの代替資産とされる貴金属への売り圧力が一気に強まりました。
過熱した市場と「ウォーシュ・ショック」の背景
今回の暴落は、単なるニュースへの反応だけでなく、市場が極めて過熱していたことも要因に挙げられています。専門家によれば、金や銀の市場は以前から「異常なほどロングポジション(買い持ち)が積み上がった状態」にあり、ボラティリティも極めて高い水準に達していました。レバレッジをかけて購入していたトレーダーたちが価格下落を受けて強制的な売却に追い込まれ、それがさらなる下落を呼ぶ「負の連鎖」が起きたと分析されています。
また、銀は近年「クリティカル・ミネラル(重要鉱物)」としての指定を受け、AIや太陽光発電などの産業需要を背景に、この1年間で価格が約300%も急騰していました。今回の調整は、あまりに急速すぎた価格上昇に対する「健全な揺り戻し」であるとの見方もあります。
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海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
- 買った瞬間に30パーセントも下落したよ。みんな、俺がS&P500を買うときは事前に教えてあげるからな。
- そうだね。10日間くらいPSLVに投資したよ。1万ドルが1万2500ドルになったところで利確したんだ。もし銀の高騰まで持ち続けていたら3200ドルの利益になってたはずだけど。まあいいよ、少なくとも10日で25パーセントの利益が出たんだから。みんなに幸運を。
- 29日のプット・オプションは1契約0.48ドルだったのに、30日には2000ドルになったよ。
- つい2日前も、別のユーザーが貴金属を買わないなんてみんな狂ってるって喚き散らしてたな。誰かあの人の様子を見てきたほうがいいんじゃないか。
- アルゴリズム取引をやってる連中が失敗して、大量の在庫を抱え込まされたみたいだね。
- バブルが見えるかい。
- ビットコインもめちゃくちゃ暴落したね。トランプのおかげだよ。
reddit.com/r/wallstreetbets/comments/1qre0t9/breaking_silver_crashes_38_from_record_high_gold/